防除の季節です。
2026/07/09
造園における「防除(ぼうじょ)」とは、庭木や芝生を害虫や病気から守り、健康な状態を維持する一連の対策のことです。
「ただ虫を殺すだけ、病気を治すだけ」と思われがちですが、実は庭の価値や安全を守るために非常に重要な役割を持っています。やる意味(目的)は、大きく分けて以下の4点です。
1. 庭木の美観と健康を「死守」する
害虫や病気を放置すると、葉が食い荒らされてボロボロになったり、病気で葉が茶色く枯れ落ちたりします。
一度深刻な被害を受けると、元の美しい姿に戻るまで数年かかることも珍しくありません。最悪の場合、大切な木がそのまま枯死してしまうリスクを未然に防ぎます。
2. 近隣トラブルや人間への健康被害を防ぐ
庭の害虫は、自分の敷地内だけにとどまりません。
毛虫の発生: チャドクガやマイマイガなどの毛虫は、触れるだけで激しい皮膚炎(かゆみや発疹)を引き起こします。これが風に乗って隣家に飛んでいったり、通行人に被害を与えたりすると大きなトラブルに発展します。
病気の伝染: 自分の家の木が病気になると、隣の家の庭木にまで感染が広がる原因になります。
3. 木の「寿命」を伸ばし、資産価値を守る
庭木や芝生、立派な石組みなどは、大切な「家の資産」です。
特に樹齢の長い記念樹や高価なシンボルツリーは、一度枯れてしまうと買い替えが難しく、撤去するのにも大きな費用(伐採・処分費)がかかります。定期的な防除は、将来的な手痛い出費を抑える「保険」のよう
な意味合いもあります。
4. 被害が小さいうちに抑える(予防が一番安上がり)
防除の「防」は予防の防です。
虫や病気が大発生してから強い薬剤を大量に撒くよりも、発生初期や発生前の「適切な時期」に手を打っておくほうが、結果として使う薬剤の量も費用も少なくて済みます。
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山昭
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富山県高岡市今泉新112
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